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Gくんへ 2005-06-03 Fri
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 物語の主のGくんやFさんには無断で文章にしちゃいます。さて、ご当人たちに見せたものやら・・・は後で考えます。

 いつも庭先まで米を買いに来てくれるFさん。先日は、この春から同居することになった孫のGくんも一緒でした。
 たまたま外に出していたヒヨコを見つけたGくん。アイガモの親があたためて返したんだよと説明すると、「いいなぁ。いいなぁ」と興味を示します。
 これから田んぼで働いてもらうヒヨコだからあげるわけにはいかないなぁ。でも、卵ならあげてもいいよ。寝るときもお風呂に入るときも、学校へ行っても、ずっと暖めていたら、ヒヨコがかえるかもしれないよ。
 そそのかしたら、「本当!?」と目が輝きます。
 さっそく3つばかり卵を手渡しながら、少しフンで汚れているけど乾いてるし洗わない方がいいと思うから・・・と説明が終わる前に、もう服をめくっておなかにしまっていました。「こんな調子ですから」とおじいちゃんも目を細めます。
 ところが、暗くなった頃、Fさんが再訪。かたわらにGくんも控えています。「ちゃんと説明しなさい」とおじいちゃんにせっつかれるのですが、Gくんはうなだれたままです。
 もしかすると、お母さんにダメだって言われちゃったのかい。
 「そうなんです。死んじゃったりしたらかわいそうだと許してもらえなくてね」。Fさんが代わりに説明してくれました。
 しぶしぶGくんは、おなかから卵を取り出します。1個、2個、あれっ、3個めがない…。あ、こっちにあった、脇腹のほうにまわっていたんだ。未練たっぷりの返却に無念がうかがえます。
 そっかぁ、残念だったなぁ。残念だねぇ。
 それしか、あの場では言葉がかけられなかったので、今ここに書くんだけど、Gくん、また遊びにおいで。いまはアイガモのヒナたちも田んぼで働いているよ。
 生き物だから、面倒な世話もいります。飽きてしまう子がいるかもしれません。悲しい別れもあるでしょう。だからといって、子どもの興味や意欲を抑えてしまうのは・・・う~ん。
 動物やら植物やらの生命をいただいて生きている私たちであればこそ、他の生命を身近に感じるということは貴重な機会だったんじゃないかなぁ。少しもったいない。
 でも、Gくん。今回のガッカリした出来事も、しっかり心に刻んでいけたらいいんだとおじさんは考えるよ。あとで思い出すたびに胸が痛むのか、それともまぶしい子ども時代の一コマになるのか、楽しみじゃん。

残念だったねGくん
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